中国国家移民管理局が18日に発表した最新データによると、今年第1四半期の訪中外国人は前年同期比で3倍以上増えた。外国人へのビザ発給数は同118.8%増の46万6000件で、ビザ免除で入境した外国人は同266.1%増の198万8000人。
ハンガリーのブダペスト出身の市民であるラースローさんは、現地の旅行会社に中国旅行の問い合わせを行っていた。ラースローさんは、「今夏の中国家族旅行を予定しており、三亜や張家界に行ってみたい。動画で張家界の美しい景色を見たことがあるが、非常に壮観だった。以前から中国を旅行したかったが、ビザ免除措置の導入でより意欲的になった」と述べた。同旅行会社の職員のアンドレアさんによると、中国旅行の問い合わせに来る利用者が最近増えており、中国はすでに人気海外旅行先の一つになっているという。
ベルギーの旅行会社の責任者は最近、訪中団体ツアーの計画に勤しんでいる。「ベルギーがビザ免除措置の対象になると知ると、直ちに訪中旅行の内容と日程の企画を開始した。初の団体ツアーの募集が順調に進んだ」同社の観光客14人は3月31日、ブリュッセルから北京に飛んだ。同責任者は、「訪中団体ツアーは15日のビザなし滞在期間をフル活用し、北京市、貴州省、広西チワン族自治区を巡った。観光客は近距離で現地の風土人情を体験し、中国の伝統文化の魅力と都市景観を感じた。初の団体ツアー客がベルギーに戻った後、第2の団体ツアー客もすぐに出発する。今後の多くの訪中団体ツアーも企画中だ。自ら中国を訪問したいベルギー人も多い」と説明した。
先ほど中国を訪れたイタリアの市民は、「私にとって旅行中の最も忘れられないことは、中国人の友好と親切さだ。実際に中国を訪れる前には、中国に関するステレオタイプな情報を耳にしていた。しかし中国各地を旅行中に、人々は私に微笑みかけ、喜んで話をしてくれた。私が困ると常に現地人からサポートしてもらい、しかも見返りを求められなかった。また中国を旅行することに期待している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月22日