ブルームバーグはこのほど、国際通貨基金(IMF)の最新の経済予測データに基づき、2024−29年に世界で新たに増える経済活動に占める中国の割合が約21%に、G7が20%に、米国が12%弱になると計算した。
全体的に見ると、今後5年間の世界経済成長の75%が20カ国に集中する見込みだ。うち中国、インド、米国、インドネシアの4カ国が、世界経済成長の過半数を占める。
IMFは今月16日に発表した最新の「世界経済見通し」の中で、2024年の世界経済成長率の予測値を3.2%に引き上げた。IMFは、過去の基準によると世界経済成長は依然として疲弊しているとした。これには高止まりしている借入コストや、財政支援の減少などの最近の原因の他に、コロナ禍やウクライナ危機のエスカレートによる長期的な影響、それから生産性の伸び悩みや地政学的な分裂の激化などがあるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月22日