中国人のネット通販が習慣化する中、各地の小売業者は最近流行りのスタンプを利用し、オフラインの利用客を増やしている。5日付シンガポール紙「ザ・ストレーツ・タイムズ」が伝えた。
北京市の南鑼鼓巷の文具及び記念品の店に人々が集まり、楽しそうに首都のランドマークを象ったカラースタンプをノートに押した。ある観光客は色の異なる9つのスタンプで、北京のランドマーク(古めかしい鐘楼や鼓楼、風光明媚な什刹海や南鑼鼓巷など)をつなぎ合わせようとした。この古めかしい街道のスタンプをコレクションに収めるためには、店内で38元以上の商品を購入する必要がある。店長によると、このスタンプの提供により店の売上が少なくとも20%上がったという。店長は、「SNSでスタンプのデザインを発表し、注目を集めた」と話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月7日