「パンダ湯圓(団子)」は、「中華老字号」の頼湯圓が成都の地域の特色と若者の消費トレンドを結びつけ発売した創意あふれる商品で、今やオンライン・オフライン販売の人気者になっている。パンダ湯圓は2023年に70万個販売され、売上は180万元にのぼった。
天和銀楼は成都市の老舗ブランドであり、国家級無形文化遺産「成都銀花絲製作技術」の市級伝習所でもある。四川省の工芸・美術巨匠で、天和銀楼の総経理である田世強氏は、「老舗ブランドも新たな発想が必要だ。数十年のベテランと想像力あふれる若者が共に創作、デザイン、生産に取り組むことで化学反応が生じる。当社はさらに3Dプリンターを導入した。多くの自由な発想がここで具体的な商品になる。これは伝統的な技術だけでは実現できないことだ」と述べた。
四川省商務庁流通業発展所の楊妮所長は、「老舗ブランドは政府のサポートと自らの努力により、徐々に国潮消費の中堅勢力になっている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月11日