旧暦大晦日の春晚より、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の観光業が盛り上がっている。特にカシュガル地区の今年第1四半期の国内観光客数は716万9000人で、観光収入は60億800万元。気温が上がり、人気ドラマ「我的阿勒泰(私のアルタイ)」の放送が好評裏に終了すると、新疆北部のアルタイが一躍新たな観光目的地になった。統計によると、アルタイ地区ブルチン県の今月7日以降の観光客数は44万5500人で、観光総合収入は4億200万元。
カシュガルは春晚の後、その舞台を留めながら「晚会」資源を活用し、古城と融合させることでカシュガル文化観光の新たなランドマークとIPを作った。また一連のコンサート、観光ショー、没入型上演などの新業態を打ち出した。カシュガル市のメーデー連休中の観光客数は96万5600人で、観光収入は8億1400万元。
カシュガルと同じく、映像コンテンツになり人気が出たのは「我的阿勒泰」だ。複数の旅行プラットフォームのデータによると、「阿勒泰」の5月7−15日の検索件数は前年同期比で6倍増加した。同期のアルタイ地区の飲食・食堂予約件数は同110%超の増加となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月26日