国際メディアは中国の月探査機「嫦娥6号」が2日、月の裏側に着陸したことに注目している。
ロシア・スプートニクは、「嫦娥6号は中継衛星『鵲橋2号』のサポートを受け、月の裏側への着陸に成功した。嫦娥6号ミッションは人類初となる月の裏側からのサンプルリターンを実施する。プロジェクトはイノベーションが多く、ハイリスクで、難易度が高い」と伝えた。
ロイター通信は、「中国の探査機は、月の裏側に着陸した。中国はそのマイルストーンとなる月探査任務において多くの重要な壁を突破した。月の裏側から岩石と土壌のサンプルを持ち帰る予定で、世界初のケースだ」と伝えた。
AFP通信は、「中国の探査機が月の裏側への着陸に成功し、人類がほとんど足を踏み入れたことがなかった月の裏側から初めてサンプルリターンする」と伝えた。
ABCやCBSなどの米メディアは、「中国の探査機は、月の裏側に着陸した。土壌と岩石のサンプルを採取する。これらのサンプルは、この余り探査されていなかったエリアと探査済みのエリアの区別への理解を深める」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月3日