海外で「おなじみの味」を味わえない？今や中国国内で人気の多くの中国飲食ブランドが海外に出店している。ミルクティー店がドバイとエジプトでオープンし、喜茶や蜜雪氷城などのドリンクブランドが競争を国内から海外に広げている。火鍋ブランドが米国のショッピングモールに進出し、海底撈や小肥羊が多くの利用客から好まれている。

中国飲食ブランドの海外進出は、中国飲食産業の実力の強化と、ブランド意識の向上を示すものだ。これはまた中国飲食文化のより良いPRを支える。

ある中国の若者が米国の海底撈で川劇の「変面」を演じる動画が最近、ネット上で注目されている。川劇の衣装を身にまとった中国の若者が、食事中の米国の消費者に技を披露した。瞬間的に顔を変える職人芸で相手を驚かせた。これは文化交流の鮮やかな例となった。海底撈の責任者は、「海底撈のブランド文化は四川文化を基礎とする。四川火鍋、心温まるサービス、川劇変面、中国のカンフーを取り入れた撈面のパフォーマンス。海底撈は味だけでなく目でも国際社会に四川文化を届け、中国文化の魅力を示す」と述べた。

中国料理は海外で良好な発展の流れを呈している。フロスト＆サリバンは、海外の中国料理の市場規模は2026年に3兆元弱にのぼり、火鍋類だけでも2000億元を超えると予想した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年6月11日