北京市は100億元以上の政府投資により、より多くの民間資本を戦略的新興産業に向けさせ、未来産業を積極的に育成する。また人工知能、生物医学、商業宇宙などの分野での発展の強みの基礎を固める。北京市発展改革委員会(発改委)が27日、発表した。
北京市発改委の韓偉副主任によると、同委員会は「政府投資のけん引・拡大効果の発揮による発展の新原動力の育成加速の若干の措置」を研究・策定した。高水準の新型インフラ体系、「高精尖(ハイレベル・精密・先端的)」産業の成長、消費の潜在力の引き出しの3点に焦点を絞り、首都の質の高い発展を促す。
北京市発改委ハイテク産業所の鐘楠副所長は、「北京は医薬健康産業の発展を促し、バイオ技術者認定試験と情報技術の融合を支持する。薬品ターゲット選定や薬品臨床データ分析などのモデル応用プロジェクトで、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、ブロックチェーン技術を採用することを支持する」と述べた。
鐘氏によると、北京は新エネ及びスマートコネクテッドカー基幹部品産業チェーンを積極的に手配し、固体電池、水素燃料電池、ナトリウムイオン電池などの新型動力電池及び管理システムを支持する。全固体レーザーレーダーや領域コントローラーなどの基幹部品の産業化を支持する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月28日