1本目の「北極快線1号」の発車セレモニーが現地時間5日、モスクワのBely Rast運輸・物流センターで開かれた。ロシア・スプートニクがロシア輸出センターの情報を引用し、伝えた。
同プロジェクトは中国とロシアが共同で提案した、「氷上シルクロード」の重要な構成部分だ。太平洋から北極を経て大西洋に至る最短ルートの開発を目指す。
情報によると、北極快線1号はモスクワの鉄道ハブであるBely Rast駅から出発し、鉄道によりアルハンゲリスクに到達した後、海路で中国の上海に至る。同ルートの鉄道部分の全長は1200キロで、海路は6600カイリ。輸送時間は20-25日。新ルートの開通後、モスクワから中国の港への商品輸送時間は35-55%短縮され、毎年2万TEU以上の輸送を保証できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月10日