中国教育部の批准を経て、中国初の大学コーヒー専攻が現在、学生募集を開始した。雲南農業大学熱帯作物学院は4年本科コーヒー科学技術専攻を設立する。7日付香港紙「南華早報」が伝えた。
中国のコーヒー生産量は世界全体の1.1%。統計によると、その約99%が雲南省産だ。雲南の気候はコーヒー豆の現産地であるエチオピアに近い。雲南の2022年のコーヒー栽培面積は127万ムーで、生豆生産量は11万4000トン以上。総合的な生産高は418億元以上。雲南は現在、中国の主要コーヒー栽培拠点になった。
雲南で高級コーヒー栽培を行う廖秀桂さん(音訳)は、「(以前の中国で)コーヒー栽培業者の増産にとって最大の壁は、人材と科学技術の不足だった。大学の専門的な教育と、新規栽培業者に対する訓練の持続的な強化によって初めて、栽培・管理・収穫・加工処理などの作業を持続的に改善できる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月9日