「近年、中国の科学技術は大幅に進歩し、ソーラーパネル、リチウム電池、新エネルギー車などの分野で際立ってすぐれている。米中両国は教育科学技術協力を強化し、ずれを合理的に調整すべきである」。2024年夏季ダボスフォーラムの期間中、米デューク大学のジョン・クウェルチ常務副校長は中国新聞網の独占インタビューに応じ、このように述べた。
クウェルチ氏は以下のような見解を示した。中国は科学技術分野で目覚ましい進歩を遂げた。特にこの10年、中国はソーラーパネル、リチウム電池、新エネルギー車などの産業の発展に力を入れている。技術革新の角度から言うと、中国はこの3つの分野で世界経済に大きく貢献し、世界の繁栄を促進した。
中国の質の高い発展にとって、革新は非常に重要であり、これには国を超えた科学技術協力が必要となる。中国は他国との教育分野における科学技術協力の質の向上に努めている。
米中関係については、両国は多くの分野で競争関係にあるが、この競争は人類の繁栄と進歩の促進という共通の責任からそれてはいけない。米中は、ずれを合理的に調整し、両国の競争に「手すり」を設け、軌道からそれないようにする必要があり、これは世界平和と繁栄の維持に極めて重要である。
米中の教育分野での協力について、クウェルチ氏は、「Z世代の学生は、デジタルITとSNSの急発展の中で成長した。そのため、新技術を中国の教育体制に取り入ることは非常に重要である。AI商品は学生の会話練習をサポートし、想像力を豊かにすることができ、彼らの教育過程で効果を発揮する」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月13日