2024年パリ五輪が間もなく開幕する。今回は代表選手だけでなく、「中国製」のスポーツ設備も五輪に出場する。盛り上がる「五輪経済」は関連製品の販売増をけん引している。
この卓球ボールは2024年パリ五輪オフィシャルボールで、すでに3万5000個以上が順調に会場に届けられている。生産企業は生産ラインを改修し、さらに15の自動検査工程を設置。最終的に100個中3-5個を選び五輪に提供する。
企業の責任者は、「今年に入り海外からの注文が激増しており、ラケットや卓球台などの関連商品も好評を博している。現在は生産能力を拡大し市場の需要を満たそうとしている」と述べた。
広州市の某スポーツ用品企業の総経理補佐である梁志雄氏は、「当社の国際大会クラスの卓球ボールの販売量は今年上半期、前年同期比で50%以上増加した。輸出に関しては、現在までの売上ですでに昨年通年に近づいている」と述べた。
江蘇省淮安市のスポーツ用品メーカーの生産ラインで、丸々としたサッカーボールのチューブがずらりと並び、最後の空気入れ検査が行われていた。サッカーボールの「心臓」であるこのチューブ内にはチップが埋め込まれており、1秒間で500回の識別を行える。センサーのリアルタイム感知と肢体追跡技術を合わせることで、選手のハンドやオフサイドなどの判断をアシストし、審判の精度と透明性を効果的に高める。今やこの技術はUEFA欧州選手権や五輪などの世界トップレベルの大会の競技用ボールに導入されている。
技術イノベーションは市場の需要を激増させた。同社は今年に入り、UEFA欧州選手権や五輪などの大会用ボール及び練習用ボールを400万個超輸出している。同社の海外からの注文は年末まで埋まっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月19日