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全国炭素市場の発足から3年、業界の排出削減促進効果が顕著に

中国網日本語版  |  2024-07-22

全国炭素市場の発足から3年、業界の排出削減促進効果が顕著に。

タグ:炭素市場

発信時間:2024-07-22 14:49:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国の二酸化炭素(CO2)排出権取引市場(略称「全国炭素市場」)の発足3周年に際し、「全国炭素市場発展報告書(2024)」が2024年中国炭素市場大会で発表された。

 報告書によると、全国炭素市場は市場メカニズムを利用し温室効果ガスの排出をコントロールする重要な制度枠組みだ。中国の炭素市場は全国統一の強制性炭素排出権取引市場と自発的な温室効果ガス自発排出削減取引市場でつくられる。電力業界を突破口とし、全国炭素排出権取引市場が2021年7月に発足された。

 生態環境部の趙英民副部長は「強制的な生産及び排出の制限と異なり、炭素排出権取引メカニズムは市場の手段により炭素排出資源を配置する。企業の排出削減方法がよりフレキシブルで、業界の排出削減の促進により有利だ」と述べ、次のデータを挙げた。電力業界の急速な発展とエネルギー安全の保障を前提とし、2023年の全国の火力発電炭素排出強度が2018年より2.38%低下し、電力炭素排出強度が18年より8.78%低下した。「炭素市場により温室効果ガスの排出削減を促し、エネルギー構造の調整を促す。先進を奨励し時代遅れを規制するけん引効果がより顕著になった」

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月22日

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