円安などの持続的な影響により、日本企業のランニングコストが持続的に膨らんでいる。国内の物価が急激に上がり、国民生活のプレッシャーが拡大し、消費が低迷している。これらは日本経済の先行きの大きな不確実性となった。
国際通貨基金(IMF)は16日に発表した最新の「世界経済見通し」で、今年の日本経済の成長率を前回の予測値から0.2ポイント引き下げ0.7%とした。
日本政府も今年の経済成長率の予測値を引き下げた。日本の内閣府は19日の経済財政諮問会議で、物価変動の影響を除く今年の国内総生産(GDP)が前年比で0.9%増になると予想。1月に閣議決定された前年比1.3%増から0.4ポイント低下した。うちGDPの過半数を占める個人消費の増加率の予測値は1月の1.2%から0.5%に引き下げられた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月25日