UberはBYDとの提携により、その「ゼロエミッション」の約束の履行を後押しできる。Uberは公式サイトで、2030年までに米国やカナダなどを「ゼロエミッション」プラットフォームにすると約束した。Uberが提供したデータによると、Uberのドライバーは運転時間が長いことから、EVを使用した場合の排出削減効果は一般的なドライバーの4倍にのぼるという。
福建華策品牌定位咨詢の創業者である詹軍豪氏はインタビューで、「UberはBYDとの提携によりそのプラットフォームのEVの選択肢を増やし、環境にやさしい低炭素な移動という消費者の増加する需要を満たすことができる。EVの加入により、Uberはランニングコスト(ガソリン代など)を下げ、全体的な経営効率を高められる。双方がEV普及を共に促進することで、Uberのグリーンモビリティにおけるブランドイメージと社会的責任を高めることができる」と述べた。
柏氏は、「全体的に見ると、BYDとUberの提携はウィンウィンの措置だ。双方の市場の地位を高められるだけでなく、世界でEVのさらなる普及を促進できる」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月2日