国家エネルギー局の万剄松副局長は29日、「この10年間のエネルギー分野の固定資産投資額は累計で約39兆元で、毎年平均では4兆元弱だ。一次エネルギーの生産能力が35%増え、経済・社会の安定的で健全な発展を力強く支えた」と述べた。
国務院新聞弁公室は同日「中国のエネルギーモデル転換」白書を発表し、エネルギーのグリーンな消費の新モデルの形成の促進、新型エネルギー体系の構築、エネルギーの新たな質の生産力の発展、エネルギーガバナンスの現代化の推進で中国が手にした積極的な成果を全面的に紹介した。
23年末現在の非化石エネルギー発電設備容量は15億kW以上で、歴史的に火力発電を超えた。クリーンエネルギー発電量は約3兆8000億kWで、総発電量の40%弱を占め、13年比で約15ポイント上がった。この10年間の中国の全社会電力消費量の増加分のうち過半数が新エネ発電で、エネルギーのグリーン化が進んでいる。
充電ステーション事業者のうち民間企業の設備規模が占める割合は現在70%以上。ユーザーを軸とする充電サービス体系を徐々に構築し、「人が建設し、人が管理し、持続可能」を保証している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月30日