越境貿易決済に占める割合が徐々に上がり、越境投融資活動において日増しに活発化し、「友達の輪」が広がり続けている。人民元国際化が近年、掘り下げられている。人民元の世界での魅力が持続的に高まっている。

国際銀行間通信協会（SWIFT）のデータによると、世界の決済通貨に占める人民元の割合は7月に過去最高の4.7％にのぼった。スタンダードチャータード銀行（SCB）のグローバル研究報告書によると、同行の人民元グローバル指数が5カ月連続で上昇を保ち、年初からの伸び率が17％にのぼっている。

越境貿易決済で人民元を使用する企業が増える中、越境人民元業務サービス実体の経済効果が持続的に強化されている。同時にオフショア人民元市場が安定的に発展し、人民元の「友達の輪」が広がり続けている。中国人民銀行は現在すでに31の国及び地域で33の人民元クリアリング銀行を指定しており、29の有効二者間通貨スワップ協定を結んでいる。

中国人民銀行が発表した2024年第2四半期中国金融政策執行報告書によると、同行と域外金融当局が署名した二者間通貨スワップ協定の下、域外金融当局による人民元運用残高は1045億元で、同行の外貨運用残高は約4億8100万ドル。二者間貿易及び投資促進に向け積極的な力を発揮した。

｢中国網日本語版（チャイナネット）｣2024年9月5日