竜竜高速鉄道梅州西―竜川西区間が14日に開通・営業開始し、中国の鉄道営業距離が16万キロを超えた。うち高速鉄道は4万6000キロ以上。前者は2012年末比で64.2%増で、後者は同392.2%増。
1949年は2万1000キロ、78年は5万2000キロ、03年は7万3000キロ、12年は9万8000キロ、24年は16万キロ。中国の鉄道総延長は鮮やかな上昇カーブを描いている。今や16万キロを突破したが、これは中国鉄道産業にとって何を意味するのだろうか。
16万キロの営業距離のすべてが平原や沃土に敷かれているのではなく、それよりも海を越え山を越え、川を跨ぎトンネルを通過する区間の方が多い。中国の鉄道業界は営業距離が増加すると同時に各分野を持続的に切り開き、さまざまな需要に適応している。高速鉄道、寒冷地鉄道、高原鉄道、重載鉄道などの設計・施工・運営水準で世界の先頭集団に入っている。鉄道のスマート化・グリーン化水準が持続的に上がり、世界の鉄道発展を持続的にけん引している。
高速列車「復興号」を例としよう。16万キロの営業距離は、復興号の研究開発及び運行に広々とした舞台を提供した。中国鉄道科学研究院集団有限公司の趙紅衛首席研究員によると、中国の鉄道事業は第18回党大会以降に独自のイノベーションを堅持し、新世代高速列車「復興号」を研究開発し、コア技術を把握し、自立自強能力を高めた。多くの技術指標で世界をリードし、高速鉄道技術の世界の基準を打ち立てた。
設計面で、中国はデータ駆動の設計・製造一体化プラットフォームを構築した。完成車の設計・研究開発効率が30%上がった。世界をリードする最大規模の高速列車量産化能力を形成した。高速列車の生産能力は年間550標準編成。
国鉄集団科学技術・情報化部サイバーセキュリティ総責任者の劉大為氏は、「中国の鉄道の全体的な技術水準は世界の先頭集団に入っており、スマート高速鉄道技術の全面的な自主化を実現した。復興号を代表とする多くの科学技術イノベーション成果を形成した」と述べた。
今や中国の鉄道は高速鉄道建設、設備製造、運営管理の3大分野の一連の技術体系を構築した。京雄スマート高速鉄道は世界に先駆け時速350キロの自動運転を実現した。京滬高速鉄道や京広高速鉄道などの主要高速鉄道ルートは時速350キロの高基準運行を実現した。
鉄道営業距離16万キロ突破、特に高速鉄道4万6000キロ超は、国内の経済・社会の発展をより良く支えるだけでなく、その安定的な運行は金看板となり中国鉄道標準の海外進出を後押しし、国際運輸協力を支えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月27日