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新中国成立75年、中国宇宙事業は歴史的な質の高い飛躍を実現

中国網日本語版  |  2024-09-30

新中国成立75年、中国宇宙事業は歴史的な質の高い飛躍を実現。

タグ:宇宙事業

発信時間:2024-09-30 14:45:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 新中国成立75年で、中国の宇宙事業は無から有へ、弱から強へと歴史的な質の高い飛躍的発展を遂げた。

 秋になり、中国の宇宙事業は忙しくなっている。最北端のコトカケヤナギ林の近くから最南端のヤシの木の下に至るまで、有人宇宙から商業打ち上げに至るまで、各型式のロケットが発射場に入り、打ち上げ準備を整えている。今年、中国の打ち上げ回数は100回の達し、過去最多を記録した。10年前と比べると、6倍になる。

 打ち上げ能力の大幅な向上は中国の宇宙事業の発展をもたらした。遡ること54年前の1970年4月24日、国を挙げて製造した中国最初の人工衛星「東方紅1号」が打ち上げられた。「東方紅」の打ち上げは中国宇宙事業の前進の幕開けとなった。現在、中国の軌道上の衛星の数は900基を超え、10年前の9倍となっている。北斗衛星測位システムの1日平均使用回数は6000億回を超え、携帯電話を衛星に直接繋ぐことも夢ではなくなっている。中国の衛星は通信、ナビゲーション、リモートセンシングなどの分野であらゆる業種と各家庭にサービスを提供している。

 中国の宇宙分野の革新は、事業発展の最大の原動力となっている。中国共産党第18回全国代表大会(十八大)以降、有人宇宙、月探査、火星探査をはじめとする宇宙重大プロジェクトに次々と成功し、「天問」の火星探査、「嫦娥」の月探査、「羲和」の太陽探査、「天和」の宇宙滞在などを実現した。中国の宇宙ステーションは軌道上を1200日以上安全に航行し、宇宙の夢に向かって前進し続けている。

 中国の宇宙事業は次々と成果を上げている。宇宙稲は上質な増産を実現する見通しで、宇宙キュウリや宇宙トマトなどの野菜も高く評価され、宇宙栽培は年間約26億キログラムの食糧増産に貢献し、4000項目以上の成果が各業界に広く応用されている。

 中国の宇宙事業は新たな原動力を注ぎ続けている。海南、安徽、陝西、上海、北京などは政策を打ち出し、商業宇宙産業クラスターの構築を後押ししている。2017年以降、中国の商業宇宙分野の市場規模は年平均20%以上の成長を維持し、今年は2兆3000億元を突破する見通し。

 中国は未来の壮大な宇宙計画を立てている。今年、2種の新型ロケットを打ち上げ、「次世代商業リモートセンシング衛星システム」の構築を加速化し、複数の衛星のネットワークを形成し、300基以上の航宙機を宇宙に送り込む計画。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月30日

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