乗用車市場情報連席会（以下「連席会」）の最新データによると、今年9月の狭義の乗用車小売総市場規模は前年同月比4％増、前月比10.1％増のの210万台前後を予想。うち新エネ車は前年同月比47.3％増、前月比7.3％増の110万台前後の見込みで、シェアは約52.4％。

連席会の崔東樹秘書長は「証券日報」に、「自動車廃棄・更新への国の補助の強化に伴い、市場回復が自動車市場に顕著なけん引効果を生み、価格競争の自動車メーカーへの圧力が弱まる。自動車市場は年末に、持続的に強化される良好な流れに入る」と述べた。

これを背景とし、各自動車メーカーが続々と新製品を発表し、販売台数を伸ばそうとしている。一部の統計によると、9月に入りすでに20モデル以上の新車が予約販売を開始するか正式に発売を迎えた。下半期の自動車市場をさらに活性化させる。

極氪智能科技の安聡慧CEOは、「今や自動車メーカーの競争の鍵は、中国人消費者の具体的な需要への深い理解と正確な把握となっている」と述べた。

自動車メーカーだけでなく、多くのディーラーは店による非公式の補助と優遇を提供している。嵐図汽車のディーラーの職員は、「自動車購入の優遇に力を入れており、さらに多くのギフトをプレゼントする」と述べた。

崔氏は、「数年前の全国の自動車市場の状況を見ると、一般的には年末になると前年末より販促が強化される。今年は全国の乗用車市場の価格競争の激化が続いていることから、年末に新エネ車の販促がさらに強化される見込みだ」と述べた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年10月6日