商務部の10日の発表によると、中国とASEAN10カ国首脳は同日、中国・ASEAN自由貿易圏3.0版の協議を実質的に終了すると宣言し、「中国・ASEAN自由貿易圏3.0版の協議の実質的終了に関する中国・ASEANの共同声明」を発表した。
商務部国際司の責任者によると、3.0版は9分野を高度化。中国・ASEAN自由貿易協定の既存の分野の他にも、双方の協力の潜在力が高い新興分野も含まれる。具体的には、デジタル経済、グリーン経済、サプライチェーン相互接続、標準技術法規及び合格評定手続き、保健及び植物保健措置、税関手続き及び貿易円滑化、競争及び消費者保護、中小及び零細企業、経済技術協力。この成果には重要な画期的意義がある。
双方は法的審査や国内手続きなどの作業の完了を急ぎ、2025年に新たな議定書の調印を目指すことを確認した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月11日