富途控股のデータによると、米国で上場中の最大規模の中国ETFである中国大型株ETF-iShares(FXI)の資産規模が100億ドルを突破し、108億6000万ドルにのぼった。前回、同ファンドの規模が100億ドルにのぼったのは2009年。
9月24日より、海外上場中の中国株ETFの規模が大幅に拡大している。うちKraneShares中国海外インターネットETF(EWEB)が資産規模で一時リードした。しかし10月に入ると、香港銘柄大企業をポジションの中心とするFXIが大量の資金を集め、資産規模が急速に倍増した。10月11日の試算規模は9月30日より123%増加し、資金が3週連続で純流入となった。
FXIは世界有数の資産運用会社であるブラックロック・グループのETFブランド「iShares」が発行し、FTSE中国50指数をフォローする。香港市場で上場中の時価総額が最大の、流動性が最も高い50銘柄をカバーする。10月9日現在のFXIのトップ10の持ち株は美団、アリババ、テンセント、建設銀行、京東集団、シャオミ、BYD、中国平安、中国銀行、工商銀行。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月14日