砂漠化対策の活動状況に関する国務院の報告書が5日、全国人民代表大会常務委員会の会議の審議に提出された。報告書によると、第18回党大会以降、中国の砂漠化対策が可能な土地の53%に効果的な対策が打たれ、砂漠化土地面積が6500万ムー縮小した。「全体的に好転し、改善が加速」という理想的な流れを呈した。
報告書によると、「三北」保安林の体系的な建設、「退耕還林・還草」、北京及び天津の砂嵐発生源対策、砂漠化土地閉鎖・保護・修復など一連の重点プロジェクトを持続的に計画・実施し、5億3800万ムーの砂漠化土地を科学的に保護し、1億1800万ムーの砂漠化土地に効果的な対策を打った。「三北」プロジェクトエリアの森林率が12.41%から13.84%に上がり、61%の水土流失面積が効果的に制御された。黄河流域の植生被覆の「グリーンライン」が西に300キロ移動した。この10年で北方地区の春の深刻な砂嵐の発生が大幅に減った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月6日