輸入博の開催期間が折り返し地点を回り、多くの大型契約が次々と結ばれ、多くの出展業者が大きな成果を手にしている。「環球時報」の調べによると、米国食品・農業パビリオンの7日現在の契約額はすでに、昨年の輸入博全体の約5億ドルを超えている。輸入博に初出展した沃蘭特航空は6日、南航通航や金鹿公務などと新たに165機以上のVE25-100の新規契約意向を取りまとめた。契約額は35億元以上。
米国食品・農業パビリオンの展示ブースで、各品種の乾燥エンドウ豆と乾燥インゲン豆を取り扱う企業の創業者であるマーティン・アンダーソン氏は、「輸入博を知るため上海を訪れた。当社は本輸入博で800万ドルの注文を受けた。中国市場は非常に重要で、対中輸出を持続的に拡大したい」と述べた。
オーストラリア貿易投資促進庁の展示ブースでは、調理師がビーフステーキを焼き、その香りで多くの人を集めた。また粉ミルク出展業者がライブコマースを行い、その近くのワイン展示ブースにも多くの人が問い合わせに訪れた。在広州オーストラリア総領事館の商務領事は「環球時報」に、「6日までのオーストラリア貿易大臣が上海と輸入博を訪れた期間に、オーストラリア企業と中国の提携先は25件の、総額3億豪ドル弱の了解覚書に調印した。中国は我々の最大の貿易パートナーで、今後もそうだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月8日