中国国際貿易促進委員会が主催する第2回中国国際サプライチェーン促進博覧会(以下、「サプライチェーン博」)が11月26日から30日にかけて、北京市で開かれる。サプライチェーン博の開幕前、記者はスイス団体出展業者代表で欧州・中国企業連合会会長のハルク・シュナイダー氏を取材した。
シュナイダー氏は以下のように述べた。中国はスイスの最も重要な貿易パートナーの1つで、スイス・中国間貿易の次の段階において、我々は商品貿易とサービス貿易をよりうまく結びつけるべきであり、サプライチェーン博はこの目標の達成を後押しすると考えている。実質的なサプライチェーンを備えると同時に、それにふさわしいサービスも必要となる。戦略的角度から見ると、これは中国とスイスにとって巨大なチャンスだと思っている。サプライチェーン博はスイス企業が新しいチャンス、企業、パートナーを探す重要な場であり、スイス企業はグローバル・サプライチェーンの最新の変化、特に中国の変化を目にすることを非常に楽しみにしている。例を挙げると、多くの生産が中国に移転され、このようなサプライチェーンの変革もスイス企業に多くのチャンスをもたらす。
中国はサプライチェーン増強の面で世界の先頭に立っており、大量の知識と作業を1本の価値創造チェーンにまとめた。保護主義が横行する中、サプライチェーン博は誰にとってもメリットであり、グローバル・サプライチェーンが恩恵を受ける。国際貿易の開放と強化を継続すれば、サプライチェーンの安定性と粘り強さは高まる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月25日