国家統計局が9日に発表したデータによると、11月の中国の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.2%上昇した。うち食品価格の上げ幅は前月より1.9ポイント低下。全国で気温が高めとなり、農産物の生産・備蓄・輸送に有利となったため、生の野菜、豚肉、生の果物の価格が低下した。
11月には既存政策と追加政策が共に奏効し、国内の工業品の需要がやや回復した。工業品卸売物価指数(PPI)は前月比でプラス化し0.1%の上昇で、前年同月比の下げ幅が縮小した。うち不動産及びインフラプロジェクトの推進加速などの影響を受け、非鉄金属精錬やセメントなどの川上重点業界のPPIが前月比でやや上昇した。コンピュータ通信及びその他の電子機器や金属製品などの一部のPPIが前月比でプラス化した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月10日