中国汽車工業協会が11日に発表したデータによると、中国の11月の自動車生産台数は前月比14.7%増・前年同月比11.1%増の343万7000台で、販売台数は前月比8.6%増・前年同月比11.7%増の331万6000台だった。月間生産・販売台数で過去最高を更新した。
1−11月の自動車生産台数は前年同期比2.9%増の2790万3000台で、販売台数は同3.7%増の2794万台。
中国汽車工業協会の陳士華副秘書長によると、自動車市場は11月も活況を維持し、買い替え政策の奏効が続き、自動車購入の需要がさらに引き出された。新エネ車が高い伸び率を保ち、自動車全体の販売増を力強く支えた。
11月の新エネ車生産・販売台数はともに150万台を超え、過去最大となった。1−11月の新エネ車生産台数は前年同期比34.6%増の1134万5000台で、販売台数は同35.6%増の1126万2000台。陳氏は、「自動車消費促進策の実施は、中国自動車産業のグリーンなモデル転換に顕著な刺激効果を発揮し、新エネ車産業の先行者利益の基礎をさらに固めた」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月12日