中国機械・電力設備輸出入商会家電分会の周南秘書長は、2024年通年の家電輸出を振り返り、「中国の今年1−10月の家電(白物家電)輸出額は前年同期比14.5%増の1072億6000万ドルだった。通年で記録を更新し、1200億ドルを超える見込みだ」と分析した。
中国製家電の国際市場における競争力が日増しに顕著になっているが、これは成熟し整ったサプライチェーンのおかげだ。中国家用電器協会の徐東生副理事長は、「中国には世界で産業分類が最も揃った、産業体系が最も整った製造業がある。産業チェーンの集約効果は、企業の設計・開発から生産・調達に至るワンストップの需要を満たした。これにより中国家電産業は極めて高い競争力をつけた」と述べ、次のように続けた。
中国家電産業の製品力、ブランド力、チャネル力が上がり、独自のイノベーション力で世界の先頭集団に入っている。これは中国製家電が長期的な発展を保つ原動力だ。また家電メーカーはグローバルな発展を急ぎ、特に安定しつつ前進とコンプライアンス遵守を徹底するべきだ。国情は国によって異なる。家電メーカーの海外進出は所在国の法律、規則、文化、習慣、利益分配構造などを十分に尊重するべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月20日
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