中国石油化工集団有限公司の18日の発表によると、鎮海煉化1千万トン生産能力拡大・高性能新材料プロジェクトが全面的に竣工した。これで、寧波地区の石油精製総能力が5000万トンを突破した。これは中国最大規模の世界レベル石油化学産業拠点が全面的に完成したことを象徴する出来事だ。
国が計画する7大石油化学産業拠点の一つである浙江寧波石油化学拠点は、長江デルタ経済中核エリアに位置する。鎮海煉化は拠点のリーディングカンパニーで、新たな生産能力拡大・新材料プロジェクトには18セットの石油精製・高性能新材料合成装置が含まれる。高性能ポリオレフィン、高性能新材料、高性能化学品などを重点的に発展させ、新たに1100万トンの石油精製能力を追加。川下に毎年800万トン弱の関連製品を提供できる。
プロジェクトはスマート化技術を広く採用し、デジタル工場と物理工場の同時交付を実現した。完全に独自の国産工業OSと独自にコントロール可能な国産リアルタイムデータバンクを使用。インダストリアルインターネットエコシステムプラットフォームを活用し、運営面の意思決定及び管理を効果的にサポート。またプロジェクトは初めて全システム省エネ措置を講じており、プロジェクトのエネルギー消費量を約11.7%削減。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月15日
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