中国は新たな大規模な設備更新及び消費財買い替えの推進を手配し、高品質の耐久消費財が住民生活により多く進出するよう促した。消費けん引の成果と効果は顕著で、内需の潜在力を力強く引き出した。海外メディアはこれに注目している。複数の海外メディアは、買い替えの持続的な取り組みは企業と消費者に恵みをもたらし、消費の活力をより良く引き出したと伝えた。
中国国務院は2024年3月に「大規模な設備更新及び消費財買い替え促進行動案」を発表し、新たな大規模な設備更新及び消費財買い替えを推進すると発表した。中国国家発展改革委員会と財政部は同年7月に「大規模な設備更新及び消費財買い替えの支援拡大に関する若干の措置」を通達し、約3000億元の超長期特別国債資金を統一的に手配し、大規模な設備更新及び消費財買い替えの支援を拡大することを明確にした。
中国商務部などの7部門は同年8月に「自動車買い替えキャンペーンのさらなる徹底に関する通知」を発表し、新たな自動車買い替え政策をスタートさせた。新政策は補助基準引き上げ、補助範囲拡大、資金援助増加などにより、自動車買い替えの促進を強化した。
補助政策を受け、消費者の買い替えの意欲が高まり、自動車、家電、インテリアなどの販売増をけん引した。
アルゼンチンのウェブサイトはこのほど、「中国は消費財買い替えキャンペーンを推進し、消費者の新たな需要をフォローし、内需と消費をけん引した。中国商務部のデータによると、消費財買い替え政策は24年以降、関連製品の売上を全体的に1兆元以上けん引した。24年12月13日0時までに、自動車買い替えは520万台以上の乗用車販売をけん引した。家電買い換えは8大分類製品の4900万台以上の販売をけん引した。インテリア・キッチン・バスルームのリフォームは、関連製品の5100万点以上の販売をけん引した。電動自転車買い替えは90万台弱の新車販売をけん引した」と伝えた。
ロイター通信は、「買い替え補助のおかげで、中国の乗用車販売が増加した。うち電気自動車(EV)の販売が大幅に増加した。24年7月以降、EV購入者及びメーカーは政府の消費者への補助から利益を得ている。中国は補助基準引き上げなどの措置により自動車買い替えの促進を強化し、自動車消費を盛り上げた」と伝えた。
「Nikkei Asia」は、「中国は買い替えにより、EV及びその他の新エネ車を購入する消費者に高額の補助を提供する。中国は小売支出を刺激するため補助を拡大し、乗用車及び電子機器の消費を奨励している」と報じた。
UAE国営通信WAMは、「中国の消費市場は安定成長を保っている。中国政府は内需拡大及び消費刺激策を積極的に実施し、自動車や家電などの大規模な買い替え補助を行っている。家電及びオーディオ・ビジュアル機器の小売額が増加しており、うち高効率省エネ家電やスマート家電の販売増が顕著だ」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月6日