ドイツは中国の自動車製造業がこれほど強くなった理由を真剣に考えるべきだ。政治学者のアンドレアス・コニー教授は、フォルクスワーゲン(VW)などの独自動車メーカーは業界をリードしていると思っていたが、中国は電気自動車(EV)及びバッテリーで早くから彼らを追い抜いていたと指摘した。独誌「Auto Motor und Sport」(Web版)が伝えた。
中国自動車メーカーのEV発展については昔から報じられている通りで、ドイツとの合弁会社を通じ自動車駆動方法の変革を促した。ところがドイツはEVを嘲笑し、ディーゼルオイルを未来の駆動力としている。
コニー氏は、両国の協力は必要と考える。独メーカーは現在、中国の専門的な知識を切に必要としている(中国がかつて欧州に求めたように)。中国では、VWと小鵬汽車が協力し、EVを発表した。アウディと上汽集団は共同で初のコンセプトモデルを展示した。
コニー氏は、ドイツも類似する協力が必要と主張する。中国企業がヨーロッパの自動車メーカーやバッテリーメーカーと合弁で、ヨーロッパに生産施設を設立することを認めるべきだ。例えばBYDがドイツのギガファクトリーの建設に加われば、VWはザルツギッターもしくはスペインのバッテリー工場でよりスムーズにバッテリーを生産できる。そのため独自動車製造業は低姿勢になり、協力を通じ中国の同業者に支援を求めるべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月22日
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