オンラインプラットフォームのデータによると、映画「哪吒之魔童閙海（哪吒2）」の興行収入（前売りを含む）が8日午後6時39分に80億元を突破した。80億元突破は世界の映画史上39作目で、80億元以上の作品のハリウッド独占を打破した。

情報によると、「哪吒2」のプレミア試写会が8日午後4時頃、米ロサンゼルス・ハリウッドの劇場で開かれた。これは本作の海外初上映となった。200席の劇場は満席で、上映後には自発的にスタンディングオベーションが起こった。

情報によると、「哪吒2」は2月13日に豪州やNZなどで上映され、14日は米国とカナダに上陸する。海外での好調な前売りと、映画館による追加上映の情報により、「哪吒の海外進出」が最近、映画業界のホットな話題になっている。

「哪吒2」の米国上映前に、映画館の大半のチケットの前売りが終わり、一部の回はすでに売り切れとなった。米国のSNSで、「哪吒2」はネットユーザーの新たな話題になった。

豪州での「哪吒2」の先行上映チケットの売れ行きは、予想を遥かに上回る好調ぶりを見せている。現地のある華人によると、シドニーの初日のIMAXのチケットは販売開始後、即座に売り切れとなった。この華人はチケットを手にすることができず、メールで追加上映を求めた。翌日、IMAXの上映回数が1回から3回に増加した。シドニー中心部の65ドルのIMAXリクライニングシートのチケットもすぐに売り切れとなった。

英仏などの西欧諸国で今のところ上映が予定されていないことから、ネットユーザーは自発的にグループを作り、ギリシャまで見に行く計画を立てている。

最新の予測によると、「哪吒2」は2月16日に興行収入100億元突破という「大目標」を達成する可能性が高く、史上初の108億7700万元に達する見込みだ。

この予想が実現すれば、中国アニメ映画「哪吒2」は世界興行収入ランキングで13位になる。現在のトップは2009年公開の「アバター」で、世界興行収入は212億元。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年2月10日