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「杭州六小竜」、成功の秘密に迫る=シンガポール紙

中国網日本語版  |  2025-02-24

「杭州六小竜」、成功の秘密に迫る=シンガポール紙。

タグ:杭州六小竜

発信時間:2025-02-24 15:17:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

23日付シンガポール華字紙「聯合早報」は23日、「杭州六小竜が有名に、テック企業が順調に発展」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。

「杭州六小竜」とは、最近有名になった杭州トップ6の先端テクノロジー企業だ。これには世界的に有名な人工知能(AI)企業の深度求索(DeepSeek)、人気ゲーム「黒神話:悟空」の遊戯科学、マンマシンインターフェースの強脳科技、空間スマート企業の群核科技、ロボット企業の宇樹科技と雲深処科技が含まれる。

「六小竜」の台頭に伴い、杭州もかつてのEC都市から中国で最も熱いテック新都市に変身した。公式データによると、杭州の昨年12月現在のロボット関連企業は200社以上。2023年のロボット産業の生産高は150億元。AIについて、杭州は中国AI都市ランキングの2位で、4年連続で深センをリードし、北京に続いている。

調査に応じた企業と学者は、杭州の変化は偶然ではなく長年に渡る取り組みの必然的な結果であり、インターネット時代に杭州が蓄積した人材や産業チェーンと、現地の政策支援やビジネス環境のおかげであるとの見方を示した。雲深処科技のチャネル総責任者である程宇行氏は、「プログラマーは新興テクノロジー業界の発展に不可欠で、コードにせよアルゴリズムにせよ彼らの創造が必要だ。杭州はインターネットの都市として、長年に渡り多くのプログラマーを育成してきた」と述べた。

シンガポール国立大学東アジア研究所の単偉上席研究員は、「杭州は川上・川下の産業チェーンが整っており、スタートアップのテック企業に有利な条件を整えた。例えば阿里雲(アリクラウド)は中国最大のクラウドコンピューティングプラットフォームで、川上企業としてAIスタートアップ企業に十分な計算力を提供できる。川下の各種IT企業はAIモデルのテストと応用に多様なシーンを提供した。しかしテック企業が杭州で発展・成長できることには、現地の民間経済の発展というより重要な理由がある」と分析した。

単氏によると、「六小竜」はピラミッドの頂点のようなもので、人々が目にすることのできる一部分だ。しかし頂点が目立つためには、下の大きな基礎がこれを支えなければならない。杭州で活躍する多くの民間経済がそれだ。

ロボットスタートアップ企業・諦瞳科技の創業者である傅鵬宇氏は杭州を選んだ理由について、「杭州で会社を経営したことがあれば、現地が企業をどれほど大切にしているかが分かる。政府は企業と資源のマッチングを支援し、各方面の業務の需要を定期的に集め企業に送る。企業が困難に陥った時に企業側から政府を訪問するのではなく、政府側が自ら企業を訪問する」と話した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月24日

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