中国国際貿易促進委員会(中国貿促会)の報道官は24日、米国が発表した「アメリカ・ファースト」投資政策覚書に関する記者からの質問に対して、「中国のビジネス界は米国側が国家安全の概念を再三拡大し、両国の業界による経済・貿易往来を妨げ続けていることについて断固反対する」と述べた。報道官の発言内容は下記の通り。
米国側は投資安全審査などの手段により、米国の技術、基幹インフラ、医療、農業、エネルギー、原材料などの分野に対する中国の投資を規制している。その一方で経済制裁や財務監査などの手段により、対中投資規制の業界範囲、投資タイプ、資金源などをさらに拡大している。関連措置が実行に移された場合、企業の正常な経営と意思決定に深刻な影響を及ぼし、国際経済・貿易の秩序を破壊し、世界の産業チェーン及びサプライチェーンの安全と安定をかき乱す。
我々は米国側に対して、市場経済の法則と公平な競争の原則を尊重し、経済・貿易分野の国家安全の境界線を整理し、中米双方向の投資規制を取り消し、両国のビジネス界による互恵・ウィンウィンの協力に向け良好な環境を整えるよう求める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月24日
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