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DeepSeekの裏で異彩を放つ中国の大学=英メディア

中国網日本語版  |  2025-02-21

DeepSeekの裏で異彩を放つ中国の大学=英メディア。

タグ:DeepSeek 浙江大学

発信時間:2025-02-21 15:17:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

英誌「エコノミスト」(Web版)は19日、「DeepSeekの裏で異彩を放つ中国の大学」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。

杭州市では最近、技術の革命が起きた。AI企業のDeepSeek(深度求索)は杭州で発展し、その登場は外国の競合他社に衝撃を与えた。創業者は浙江大学(以下「同校」)卒の梁文鋒氏で、同校は海外ではあまり知られていない。カリフォルニアのシリコンバレーを科学技術発展の青写真とする杭州で、同校は急速に研究者と創業者でつくる活力あふれる新エコシステムの中心地になった。

同校はこの数十年で急速に発展し、ハイエンド科学研究設備を導入し、トップレベルの科学者を招聘した。数万人の学生と教職員が同校で勉強・勤務している。杭州と中国のその他の都市は、現地の大学を「イノベーションエコシステム」に変えようとしている。同校は高い実力を誇る研究型大学になったが、同校が聡明な若き学生をビジネス界の優秀人材に育成することに長けている点がより重要だ。

浙江省は2027年までに同校を世界一流大学にしようとしている。QS世界大学ランキングで同校が世界47位であることから、これは現実的ではないようだ。しかし一部の指標を見ると、同校はすでに多くの世界トップの大学を見劣りさせている。蘭ライデン大学の研究論文数に基づく最新の世界大学ランキングによると、同校が現在発表している(高順位)科学論文数はその他のすべての大学を上回っている。同校はこの数カ月、創業の面でさらに名を上げた。杭州「六小竜」が大きな話題になったが、この活力あふれる6社のスタートアップ企業のうち3社が同校OBによる創業だ。

同校は世界の競争において依然として挑戦に直面している。しかしながらその成績は、「世界の高等教育の構造が激変中」(ハーバード・ビジネス・スクール中国問題専門家のウィリアム・カービー氏)であることを証明しているという。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月21日

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