中国の株価が今年より反転上昇している。世界の投資家は、中国に投資の価値はあるのかと質問しているが、その答えはこれまで通り「イエス」だ。世界2位の市場を投資不可とするのは間違いだ。投資家(特に海外投資家)は現在、中国を再発見している。中国は特定分野で大きなイノベーションとチャンスをもたらすことができる。24日付英紙「フィナンシャル・タイムズ」が伝えた。
中国で現在、時価総額10億ドル以上でフリーキャッシュフロー収益率が10%以上の企業は250社以上だが、米国は150社未満。この250社以上のうち多くが非テック業界で、そのため投資チャンスはITやAI分野に限られない。
中国上場企業に占める大型株の割合は依然として低く、新規参入の大きな余地を残している。11の主要業界のうち7つの業界において、中国の大型株の集中度は米国を下回っている。これは各業界において、時価総額トップ5の企業が占める割合がより低いことを意味する。また中国のテック業界の集中度も米国を大きく下回るが、これは深度求索(DeepSeek)のような民間スタートアップ企業が大手によって主導されない環境で台頭できることを意味する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月25日
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