インデックス投資は資本市場の投融資の両端を結ぶ重要な担い手とツールで、中長期資金の市場参入や市場の安定維持などの面で重要な力を発揮している。監督管理部門は近年、中長期資金の市場参入を持続的に促し、株式ファンド(特にインデックス投資)の力強い発展を強調している。
中国証券監督管理委員会(証監会)の呉清主席は第14期全国人民代表大会(全人代)第3回会議の経済をテーマとする会見で、「証監会はより多くの資金の市場参入を積極的に促しており、公募ファンドの登録・発行が顕著に加速している。株式型ETFの規模は3兆元を突破し、公募ファンドが保有するA株の流通時価総額は24年年初の5兆1000億元から現在の6兆元に増加し、増加率が17.4%にのぼっている」と述べた。
中国のインデックス製品マトリクスは今後持続的に拡大し、関連メカニズムもさらに最適化される見込みだ。特にコアETFは人々の投資及び資産管理の需要を満たすと同時に、より多くの中長期資金の市場参入を促し、「公募ファンドが保有するA株の流通時価総額を今後3年に渡り毎年10%以上増やす」という目標の達成を支えると見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月13日
![]() |
![]() |
![]() |