中国国際貿易促進委員会はこのほど再び経営者代表団をつくり、オーストリア、イタリア、セルビアで関連ビジネス活動を実施した。同委員会は今年の春節後、何度も経営者代表団をつくっている。200社以上の中国企業が代表団に加わり、カザフスタン、ドイツ、南アフリカ、中東などの各国でビジネス活動を実施。休みなき代表団の海外派遣は、中国企業の発展の活力を伝え、経済グローバル化に中国の原動力を注ぐ。
カザフスタンは中国企業の海外進出の、商品販売から経験・技術の提供へという変化を見守った。以前ならば中国企業の対カザフスタン投資と言えば、エネルギー協力が真っ先に思い浮かんだだろう。今回のカザフスタン訪問団のうち、新興テクノロジー型企業が新たな見所になった。「独自に研究開発した物流スマート設備は、現地の物流企業のコスト削減と収益増を後押しする」「現地とスマート設備製造の交流を深めたい」中国経済の質の高い発展に伴い、中国企業は近年、豊富な現場の技術と管理経験を蓄積している。海外市場を切り開くと同時に生まれる拡散効果が、進出先の産業高度化と持続可能な発展をさらに促している。
中国企業の海外進出の中で、「互恵・ウィンウィン」の本色が双方向の進出を増やす。近年「一帯一路」共同建設イニシアチブやサプライチェーン博などのけん引を受け、中国企業の海外進出はかつての欧米などの先進国市場向けからより多くの発展途上国市場に広がっている。共に協議し共に建設し共有するの原則により現地の経済及び社会の発展を促し、人々の福祉を増進している。中国企業とのより多くの協力に期待する国も多い。国レベルで見ると、中国はより広範囲の双方向進出を促し、自国の市場を持続的に開放し、各国の企業が中国で特大規模の市場のボーナスを手にすることを歓迎している。外資参入規制の緩和により、多くの外資投資プロジェクトが続々と実行に移っている。中国経済と世界経済の融合を促し、中国企業の海外進出に向け安定的な基礎を築いている。
一部の国が自国の覇権的な地位を守り、他国に極端な圧力をかける中、中国は終始世界と共に歩み寄る。共に融合する産業チェーンとサプライチェーンをより緊密かつ堅固にし、革新的な発展と互恵・ウィンウィンに関するより多くの新しいエピソードを記す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月17日
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