中国月探査事業の呉偉仁チーフデザイナーによると、月探査機「嫦娥8号」は月の南極エリアへの着陸を予定している。月で通信システムとエネルギーシステムを構築する他に、月での現地調達の検証が最重要課題だ。「将来的に月面で電話をかけ、家を建てられるようになると理解できるか」という質問に対して、呉氏は「すべて可能だ」と答えた。複数の中央メディアが6日、伝えた。
呉氏はこれまでも、中国は月を中心とする、通信、ナビゲーション、リモートセンシング、その他の機能を一体化させた衛星ネットワークを構築中と説明していた。「今後は月を中心とする深宇宙インターネットを構築し、通信、ナビゲーション、リモートセンシングなどの各種機能を担わせる。地球中心の宇宙インフラを月中心とする、太陽系に向かって拡大できる、より広々とした広範囲のシステムにする」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月8日
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