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中国西部地区、自動車輸出に新ルート追加

中国網日本語版  |  2025-04-10

中国西部地区、自動車輸出に新ルート追加。

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発信時間:2025-04-10 16:16:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

1500台の自動車を積んだ中国籍RORO船「長発隆」が7日夜、広西欽州港をゆっくり離れた。遠洋を渡り、中東の貿易中枢であるドバイのジュベル・アリ港に到着する。これは西部陸海新ルート北部湾港RORO船航路の初就航の成功を象徴する出来事だ。北部湾港が開通した1本目のRORO船航路であり、北部湾港―ジュベル・アリ港間の1本面の直行航路でもある。

ジュベル・アリ港はアラブ首長国連邦ドバイのジュベル・アリに位置する深水港であり、中東最大で最も忙しい港でもある。「北部湾港―ジュベル・アリ港」RORO船直行航路の全長は約4700カイリ、航行時間は18日弱で、伝統的な航路より4−10日短縮。輸送のタイムパフォーマンスが10−15%上がり、コストを8%以上削減できる。

北部湾港欽州埠頭有限公司大欖坪第一作業区総経理の陳盛昌氏は、「今回の西部陸海新ルートは鉄道・RORO輸送という鉄道・海上輸送の画期的な実践を採用。西部地区の完成車輸出に新たな道を提供し、自動車メーカーの輸出のコスト削減・質向上・効果拡大を効果的に後押しする」と述べた。

この北部湾港RORO航路は、中国西南地区で初めて開通した中東直行の国際RORO航路であり、北部湾港集団、長安民生物流、招商輪船ROROチームなどが協力し「一帯一路」共同建設の質の高い発展を後押しする力強い行動でもある。

深セン招商滚装運輸有限公司の責任者である孫剣鋒氏は、「航路の開通は、経済的で効率的で安全な国産車輸出の道を増やした。これは中国車の輸出、特に西南地区の自動車輸出のペースアップに資する」と述べた。

説明によると、招商輪船ROROチームは現在すでに中国と東南アジア、中東、欧州、南米などを結ぶ国際RORO航路を開通させている。今後は引き続き物流ネットワークの強みを活かし、北部湾港の地理的な強みを活かし、関係者と協力し西南地区の自動車輸出のペースアップを支える。

広西欽州港で7日、自動車が中国籍RORO船「長発隆」に入った。新華社記者・朱麗莉撮影

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月10日

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