米玩具協会のグレッグ・エイハーン会長兼CEOは15日の番組で、「世界最大の2つのエコノミーが貿易戦争に陥る中、米政府の中国に対する145%の関税は子供たちが大好きなクリスマス休暇を危機に陥れる可能性がある」と述べた。
この米玩具業界の重役はさらに、「米国企業は中国の工場のような大規模生産が不可能だ。米国の玩具メーカーの96%が中小企業とされているからだ。一部の玩具は米国製だが、その大多数は紙製品もしくは生産の高度な自動化を実現した製品で、すべての玩具の一部でしかない」と続けた。
エイハーン氏は、米国メーカーが中国の同業者に追いつくためには長い時間がかかると見ている。「米国企業は同程度の生産能力と専門的な水準に達するため3−5年かかる。中国は多くの玩具を生産しており、うち8割は手作りだ。これには人形の顔の色塗りや、その髪の毛の装飾といった工程がある。その多くが米国で自動化できない手作業だ」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月17日
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