米国の追加関税後、中国の越境ECアプリが米国で人気になった。七麦数据によると、17日現在でDHgate(敦煌網)という名の越境ECアプリが米App Store無料アプリランキングで2位に、ショッピング類でトップになっている。
公開された情報によると、DHgateはB2B越境ECオンライン取引サービスプラットフォームで、世界の225の国と地域をカバーする。北米、ラテンアメリカ、欧州などにグローバル事業拠点を置く。
DHgateの海外での人気は、資本市場の越境ECへの強い注目を促した。
越境輸出EC事業を展開する華凱易佰科技股份有限公司の王安祺・取締役会秘書は、「米国の追加関税後、当社の最終製品もこれに合わせ価格を引き上げた。当社は今後も世界のバランスの取れた配置、製品の競争力向上、価格調整などで現在の状況に対応する」と述べた。
安克創新科技股份有限公司はグローバルな有名コンシューマーエレクトロニクスブランド企業だ。責任者は、「当社は近年、北米の収入が占める割合が年々低下している。現在は欧州、東南アジア、豪州、ラテンアメリカなどの市場の開拓に取り組んでいる」と述べた。
厦門吉宏科技股份有限公司の越境ソーシャルコマース事業は主にAIアルゴリズムで海外市場を分析し、ユーザー像を描き、かつスマートに商品を選択し、ターゲットとなる購入者を正確に特定する。海外SNSプラットフォームで正確に独自の広告を出しB2C販売を行い、高コストパフォーマンスと特色を持つ中国製品を多くの国に向け販売している。
福州公孫策公関咨詢有限公司の詹軍豪パートナーは取材で、「DHgateの海外での人気は、より多くの資源を越境EC分野に呼び込み、関連銘柄の高騰をけん引する。関連上場企業はより多くの市場の注目と投資チャンスを手にするだろう」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月18日
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