先ほどのメーデー連休中（5月1−5日）、文芸公演市場が盛り上がりを見せた。中国演出業界協会のデータによると、連休中の全国の営業性公演（娯楽施設での公演を除く）回数は3万3500回、興行収入は21億5900万元、観客数は延べ1031万5900人だった。

コンサート及びミュージックフェスの開催数及び興行収入は過去1年で記録更新を続けた。公演市場は活況を呈し、文化観光消費へのけん引力が顕著だ。公演を見るため開催都市を旅行することがトレンドになった。2024年は大型コンサート及び屋外ミュージックフェスが盛り上がった。大型公演の平均都市間観客率は60％以上を保ち、チケット収入を除き観客の2000億元以上の総合消費を直接創出した。

中国演出業界協会の劉克智会長は、「優良公演の地域別の供給の格差が持続的に縮小し、大型公演の全国分布がより均等になった。中小都市周辺の3・4級都市の公演市場が長期的に発展している。2024年には30省の180都市で大型コンサートが開催された」と述べた。

劉氏は公演の海外進出について、「国内文芸公演団体は積極的に、海外の有名文化機関及び芸術団体と協力を掘り下げ、オンラインプラットフォームを利用し国を跨ぐ文化交流及び検討を行っている。海外の学者と芸術家を思想交換に招待し、中国の伝統文化の価値を深く掘り起こし、文化海外進出の交流の機会を増やしている」と話した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年5月9日