世界最大のクリスマス用品集散地である浙江省義烏市から輸出されるクリスマス用品は、世界で8割弱の市場シェアを占めている。義烏国際商貿城は現在、クリスマス用品注文の最盛期を迎えようとしている。業者と生産企業も、11月に各国及び各地の商品棚に並べるため積極的に準備を進めている。
義烏国際商貿城の店鋪経営者である荘楽平氏は、「国際的な市場動向と関係し、今年は例年よりも注文が入るのが早い。例年であれば4月頃から出荷を始めるが、今年は2、3月から始めた。工場の注文は6月上旬まで埋まっている」と述べた。
多くの経営者によると、現在の国際貿易情勢は複雑であり、今年の注文に影響が生じると思っていたが、現状を見ると減るばかりか増えているという。貿易会社を介して注文していた多くの海外業者は今年、調達量を増やしただけでなく、自ら義烏を訪れ商品を選んでいる。
情報によると、義烏には整ったクリスマス用品生産・販売・包装の産業チェーンがあり、玩具、クリスマスツリー、クリスマス衣装、デコレーションなどを網羅している。しかも新製品の開発がスムーズで、バイヤーはワンストップですべての商品を買い揃えることができる。多くの経営者はさらにAIで動画を生成し、ECにより市場をさらに開拓している。
義烏は現在、毎年100以上の国と地域に2万種以上のクリスマス用品を輸出している。データによると、義烏市の今年第1四半期のクリスマス用品輸出額は前年同期比109%増の1億3000万元だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年5月9日
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