中国が独自に開発した大型水陸両用機「AG600(鯤竜)」は18日、量産初号機の生産と試験飛行に成功した。中国航空工業集団有限公司(AVIC)の専門家によると、本試験により同機は生産プロセスが設計要件を満たし、安全運用可能な状態に達し、出荷の条件を満たしたことが確認された。これにより、AG600は生産許可証(PC)取得に向けた重要段階を突破し、製品実物がPCモデル構造要求を満たした。
同社は今後、AG600の運用と商業化の推進に力を注ぎ、中国の緊急救援システムおよび国家自然災害防止システムの構築に「鯤竜」の技術力を捧げる方針だ。量産2号機は現在、アビオニクスシステムの試験を進行中であり、3号機はシステム搭載段階に入っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年5月19日
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