「科学はすごい!」北京市西城区に住む宋明輝さんは両親に連れられ、中国科学院力学研究所でアーチェリー体験、バドミントンシャトル手作り、自転車発電ゲームなどを楽しんだ後、科学絵本を数冊購入した。宋さんの母親は取材で、「玩具を買うより、子供の科学の夢を育む方が有意義だ」と語った。小学3年生の息子にはこれまでに科学の読み物を40−50冊購入しているという。
関連データによると、子供向け科学百科が2021年以降に児童文学を抜き、中国児童書籍市場最大のジャンルとなった。年間流通品目数は2022年から2023年にかけて6万種を突破。「DK博物大百科」を例とすると、2018年の発売以来、累計販売部数が200万部にのぼっている。
没入型科学館体験から手作業キット、教育エンターテイメント番組、さらには科学ツアーに至る様々な科学啓蒙消費が保護者の支持を集め、文化観光市場の新たな成長源に発展中だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月3日
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