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「AI+健康」が消費の新たな原動力に

中国網日本語版  |  2025-06-17

「AI+健康」が消費の新たな原動力に。医療サービスにAIを活用する医療機関が増えている…

タグ:AI 消費

発信時間:2025-06-17 15:03:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「最初にこの機器を見た時、とても斬新に感じた。情報収集から分析完了、結果表示まで3分もかからず、検査結果は全面的で正確。検査後には日常生活や食事に関する科学的なアドバイスも受けられた」と、天津市の中学校教師・劉璐璐さんは語る。

劉さんが利用したのは、AI健康モニタリング機器。智匯雲界科技発展有限公司(以下「智匯雲界」)と中国中医科学院中医薬情報研究所が共同開発したAI健康管理端末だ。

医療サービスにAIを活用する医療機関が増えている。大まかな統計によると、中国ではすでに100以上の病院で大規模AIモデル「DeepSeek(ディープシーク)」の導入が完了しており、これらの病院は天津、北京、上海、安徽など20以上の省・直轄市に広がっている。

疾病予防や診断から治療やリハビリテーションまで、スマート健康機器から個別化健康管理サービスまで、健康データサービスからスマートハードウェア製造まで。AIは健康管理のあらゆる面に浸透しつつあり、健康消費のエコシステムを再構築する新たな可能性を開き、スマート健康製品の大きな消費ポテンシャルを引き出している。専門機関の予測では、2027年までに中国のAI健康管理市場規模は2兆5900億元に達し、年平均成長率は20%を超える見込みだ。

個別化プログラムを自動生成するAIマッサージチェア、姿勢をリアルタイムで教えてくれる視力検査器、非侵襲型血糖値モニターなど、今や「AI+健康」製品がますます消費者の支持を集めると同時に、多くの「AI+健康」アプリケーションや製品が末端の消費者層に普及し、サービスチェーンを再構築している。

智匯雲界の責任者によると、同社は天津市河西医院及び14カ所のコミュニティー医療サービスセンターと緊密に連携し、技術サービスを末端レベルまで拡大。2級医療機関と末端医療機関の診療能力向上をサポートするとともに、在宅高齢者が自身の健康状態を随時把握できるようにし、AIで健康をエンパワーメントすることを目指している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月17日

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