英誌『エコノミスト』電子版は23日付で「ラブブだけではない、急成長する中国ブランド」と題した記事を掲載し、「中国人消費者は過去数十年間、化粧品、ファッション、ホテル分野の最新トレンドを海外に求めてきたが、現在では国内の高級ブランド、プレミアム化粧品、ミルクティ専門店に殺到している。さらに重要なのは、こうした中国国内ブランドの多くが海外で忠実なファンを獲得していることだ」としている。
記事の主な内容は次の通り。
今日の中国人消費者は、外国産という理由だけでは購買行動を起こさない。国内ブランドは価格競争力があるだけでなく、素材品質やデザイン水準で大半の外国ブランド製品を凌駕していると認識されている。加えて、外資企業が中国の1級都市に経営資源を集中させるのに対し、中国国内ブランドはより離れた地方への展開を進めている。これらの地域は消費の活力がより旺盛だ。ベイン・アンド・カンパニーの調査データによると、中国人口100万人未満都市における包装食品や化粧品といったFMCG(消費財)の購買量は、2024年に5.5%増加した。
なお、中国国内ブランドの国際的認知度の向上は逆輸入効果として、国内市場における人気をさらに押し上げている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月25日
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