世界経済フォーラム(WEF)第16回ニュー・チャンピオン年次総会(夏季ダボス会議)が現在、天津で開催中だ。
独医薬品大手バイエル社グローバル公共政策責任者のライルヒ氏は25日、「環球時報」のインタビューに対し、「国際交流は現在、これまで以上に重要だ」と述べた。「夏季ダボス会議では、国籍・見解・業界が異なる人々が一堂に会し、率直に対話している。今回の参加は非常に多くの収穫をもたらし、極めて有意義な機会だった」と語った。
コロンビア駐中国大使館商務参事官のオスカル氏は「環球時報」に、「私が夏季ダボス会議に参加するのは2回目だ」と語り、特にコロンビアで投資活動を行う中国大手企業との関係強化を図りたいとの意向を示した。オスカル氏は、「中国企業はコロンビアの発展に多大な貢献をしている」と強調し、大型インフラ建設プロジェクトを推進していることに加え、「コロンビアのエネルギー転換支援において彼らが重要な役割を果たすのを目にしている」「中国は非常に信頼できるパートナーと認識している」と述べた。
グリーン転換はバイエルの業務と密接に関連するため、ライルヒ氏が特に注目する議題だ。同氏は、「中国の巨大な規模と経済的影響力を考慮すれば、中国の積極的な参加がなければ気候変動対策を打ちようがない」と指摘。さらに「中国は世界のバイオテクノロジー分野におけるリーダーの一つでもある」と評価した。
トルコ企業の経営幹部であるセレジュ氏は25日、「環球時報」に「各国はまず自国の課題に取り組むべきであり、それこそ私が中国で見た姿だ。気候変動対策において、中国は太陽光発電、電気自動車、バッテリー技術などによるグリーン転換を推進し、大きな進展を遂げている」と述べ、「中国のアプローチは潜在的なグリーン開発ソリューションとして他国に提供できる」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月26日
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