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外資系機関から相次ぐ中国資産評価の声

中国網日本語版  |  2025-06-27

外資系機関から相次ぐ中国資産評価の声。6月以降、外資系機関が相次いで中国資産を高く評価する声を発している…

タグ:中国資産

発信時間:2025-06-27 13:50:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

6月以降、外資系機関が相次いで中国資産を高く評価する声を発している。ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、ドイツ銀行などの複数の外資系機関は、2025年の中国経済成長率予想を上方修正しただけでなく、中国株式市場の今後の動きに対する楽観的な見解を示した。

ゴールドマン・サックスは現在、A株と香港株に対する「オーバーウェイト」評価を維持している。6月25日のメディア懇談会で、同社中国株式ストラテジストの付思氏は、「CSI300指数は4600ポイント、MSCI中国指数は84ポイントが目標水準と予想され、約10%の上昇余地が残されている」と述べた。MSCI中国指数の株価収益率(PER)は11.5倍で、市場全体としては依然収益成長による株価上昇の余地があると指摘した。

野村東方国際証券のストラテジーチームは、「強い政策面の期待、ドル安局面におけるアジア太平洋新興市場の流動性改善、国際資金の注目を踏まえると、中国株資産は今年後半に海外市場をアウトパフォームする見込み」との見解を示した。

モルガン・スタンレーの調査報告書は、「中国株式市場で企業収益の下方修正が落ち着く兆候が見られ、収益と株価評価のさらなる上昇余地が確認できる」と分析。さらに「グローバル投資家による中国株の低比重の保有状況と人民元の堅調ぶりが、株価上昇を後押しする可能性がある」と指摘した。

インベスコの中国本土および香港チーフ・インベストメント・オフィサーの馬磊氏は、「中国の株価水準は依然として低く、長期的な平均値に回帰しつつある。現在の割安な株価は長期投資家に魅力的な投資機会をもたらしている」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月27日

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